プラズマ科学における分光計測の高度化と原子分子過程研究の新展開」「原子分子データ応用フォーラムセミナー」合同研究会フィードバックシートには、20件の回答がありました。
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質問1 興味を持ったセッション
分光、分光計測をあげた回答がそれぞれ10と13で、プラズマ分光をバックグラウンドとしている研究会らしい結果になりました。また、企画として取り上げた惑星・大気圧プラズマ、大気科学・惑星大気にも多く(12と6)の回答がありました。今回セッションとして取り上げた以外の分野で、宇宙赤外マイクロ波分光に興味があるという回答がありました。
セッションの名称 | 回答数 |
EUV | 6 |
惑星・大気圧プラズマ | 12 |
分光 | 10 |
レーザー応用 | 3 |
原子過程 | 8 |
生命科学・応用 | 5 |
分光計測 | 13 |
プロセス | 3 |
大気科学・惑星大気 | 6 |
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質問2 興味を持った講演
各講演に対して比較的まんべんなく回答があり、興味の範囲が広いことがわかりましたが、以下の講演に多く(5件以上)の回答がありました。
講演タイトル | 発表者 | 回答数 |
最近のプラズマプロセスにおける原子・分子素過程-原子から生体高分子までー | 白谷正治 | 6 |
水素吸収セル法による惑星コロナ観測 | 田口真 | 6 |
タングステン多価イオンの可視・EUV領域発光スペクトルの観測 | 三田百恵 | 5 |
ガス銃を用いた窒素ガス中飛翔体衝突によるアミノ酸合成(小惑星衝突模擬実験) | 三重野哲 | 5 |
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質問3 研究会に期待しているもの
項目 | 回答数 |
プラズマ分光の最新の研究発表と議論 | 11 |
プラズマ分光、原子過程研究の学術、産業への応用の展開 | 14 |
原子分子データ利用、普及 | 6 |
若手研究者の発表の機会 | 11 |
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質問4 研究会の運営へのご意見
項目 | 賛成数 |
合同研究会としての開催は適切だったか | 18 |
プログラム構成、招待講演者の選定は適切だったか | 17 |
討論は十分行えたか | 15 |
web等を通じた情報公開は適切だったか | 18 |
開催時期は適切だったか | 15 |
研究会の企画・運営についての質問3、4では、ほぼすべての項目で回答数の半数以上の賛成をいただいたので、おおむね参加者の皆さんに満足していただけたと思いますが、以下のようなコメントもありました。最後に個別のコメントをまとめています。
プログラム構成については、チュートリアル、分光計測の基礎に関する講演があった方が良いという意見がありました。討論は十分できたという回答が15件でしたが、十分でなかったというコメントもあり意見がやや分かれているようです。
開催時期は以前のように年明け頃が好ましいというコメントがありました。
質問項目 | コメント |
企画 | 合同研究会という事で参加者の分野も広く計測法も多岐に渡っています。学生も多く参加する研究会という事ですので、「計測法の原理と実験」というようなレクチャー的な講演があっても良いのかなあという気がします。 |
企画 | 各発表スライド1枚程度で、素過程、原子分子データ、・・に関する課題や他の人と議論したい点をまとめてはどうか。 |
企画 | 何がテーマなのか解らない。分散している。新しい研究が想像、開発できるような研究会にしたい。 |
企画 | 最後の意見交換の際にも出ましたが、若手に向けたチュートリアルがあると嬉しいです。他分野のことは自分の興味がわくようなキーワードがなければ、難しさが増してしまいました。 |
合同研究会 | 原子分子フォーラムの目的がよく見えないので、もっとアピールしてほしい |
プログラム | 関連応用分野よりも、基礎系、装置系の招待講演の方が興味深く聞ける |
討論時間 | 休憩が割りと細めにあったので、直接話がよくできました。 |
討論時間 | 休憩時間が長いおかげで、よく議論ができた。 |
webの使用 | アブストラクトのweb公開は良かったです。 |
webの使用 | 便利でした。 |
開催時期 | 年明けor2月頃。 |
開催時期 | 1月。 |
開催時期 | 1月or12月どちらもあり。 |
その他 | 名札はあった方がよくないですか。 |
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