「原子分子過程研究と受動・能動分光計測の高度化のシナジー効果によるプラズマ科学の展開」」「原子分子データ応用フォーラムセミナー」合同研究会フィードバックシートには、25件の回答がありました。
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質問1 興味を持った講演
今回も参加者の広い興味を反映して比較的まんべんなく回答がありましたが、以下の講演に5件の回答がありました。
講演タイトル | 発表者 | 回答数 |
光渦ドップラー吸収分光における横方向ドップラーシフトと吸収率の空間分布 | 荒巻光利 | 5 |
LHDにおける偏光分光計測 | 後藤基志 | 5 |
3次元メモリのためのプラズマエッチング技術の現状と今後の展望 | 林久貴 | 5 |
質問2 研究会に期待しているもの
項目 | 回答数 |
プラズマ分光の最新の研究発表と議論 | 22 |
プラズマ分光、原子過程研究の学術、産業への応用の展開 | 15 |
原子分子データ利用、普及 | 8 |
若手研究者の発表の機会 | 11 |
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質問3 特別セッションについての意見
今回実施した、特別セッション「半導体製造、プラズマプロセスと原子分子過程、分光研究とのかかわり」について以下のような意見がありました。
項目 | 賛成数 |
企画(テーマ、招待講演者)は適切だったか | 20 |
講演の内容は興味の持てるものだったか | 20 |
討論は十分行えたか | 14 |
今後取り上げるのが良いテーマの案としては、「ハードウエア開発関係」「天体関連」「プラズマ材料表面処理」という回答がありました。
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質問4 研究会の運営へのご意見
項目 | 賛成数 |
合同研究会としての開催は適切だったか | 23 |
プログラム構成、招待講演者の選定は適切だったか | 23 |
討論は十分行えたか | 18 |
web等を通じた情報公開は適切だったか | 20 |
研究会の企画・運営についての質問には、ほぼすべての項目で回答数の半数以上の賛成をいただいたので、おおむね参加者の皆さんに満足していただけたと思いますが、以下のようなコメントもありました。最後に個別のコメントをまとめています。
今回も、討論が十分に行えたかという質問についての賛成の回答は他にくらべてやや少なく、改善する必要を感じている方が多いように思います。研究会に対する参加者のみなさんの関心は高く、多くの発表希望があるので、時間をふやすためにはナイトセッションのような企画が必要かもしれません。そもそも多くの先生方にとっては、研究会に通しで参加することが困難になっている、ご自身の関係するセッションだけにしか参加できない傾向が見られます。これを解決するには、インターネット配信、SNSでの討論など、時間、空間を超えた企画が必要と思います。今後、研究会のあり方が大きく変わる可能性もあると思います。
アナウンスの方法については、評価して下さる回答も多かったですが、課題のご指摘もありました。有益な情報を広く伝えることは、フォーラムの活動の重要な部分であり、ここでもwebやSNSの活用などのアイデアを出して実現していくことが必要と考えられます。
質問項目 | コメント |
アナウンス | もう少し広い領域への告知が欲しかったです。 |
アナウンス | webの存在を知りませんでした。 |
アナウンス | アブストラクトの提出先が明記されていると嬉しかったです。 |
アナウンス | 産業界へのアナウンスが不足、遅いと思います。 |
その他 | 学生が40-50名集まれるようなイベントが欲しい。研究会の1日をあててはどうか。学生同士のつながりが分野の未来につながる。 |
その他 | 1時間程度の講演時間で2つか3つくらいのプラズマに関連する分野の光、原子分子研究に関するレビュー講演があると良いように思う。 |
その他 | それぞれのご講演者に入門的な話をはじめにつけくわわえていただけるようにお願いすると良いと思います |
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