「原子分子過程研究と受動・能動分光計測の高度化のシナジー効果によるプラズマ科学の展開」
「原子分子データ応用フォーラムセミナー」
合同研究会フィードバックシート集計結果

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「原子分子過程研究と受動・能動分光計測の高度化のシナジー効果によるプラズマ科学の展開」」「原子分子データ応用フォーラムセミナー」合同研究会フィードバックシートには、17件の回答がありました。

  • 質問1 興味を持った講演

    今回も参加者の広い興味を反映して比較的まんべんなく回答がありましたが、以下の講演に5件以上の回答がありました。

    講演タイトル発表者回答数
    真空紫外領域における不純物空間分布計測の進展森田繁6
    X線分光撮像衛星の概要と成果創出に向けた原子データの整備山口弘悦5
  • 質問2 研究会に期待しているもの

    項目回答数
    プラズマ分光の最新の研究発表と議論17
    プラズマ分光、原子過程研究の学術、産業への応用の展開9
    原子分子データ利用、普及8
    若手研究者の発表の機会8
  • 質問3 特別セッションについての意見

    今回実施した、特別セッション「Warm Dense Matter (WDM)」について以下のような意見がありました。

    項目賛成数
    企画(テーマ、招待講演者)は適切だったか11
    講演の内容は興味の持てるものだったか12
    討論は十分行えたか11
  • 質問4 研究会の運営へのご意見

    項目賛成数
    合同研究会としての開催は適切だったか17
    プログラム構成、招待講演者の選定は適切だったか17
    討論は十分行えたか17
    web等を通じた情報公開は適切だったか14

今回、特別セッションの企画、講演内容について、評価する回答の割合が11人中17人(65%)と、前回の20人中23人(87%)とやや少ない結果でした。参加者の多くは磁場閉じ込め核融合プラズマのような低密度プラズマに興味を持っているのに対して、密度の高いレーザー生成プラズマを対象としていたのでわかりにくい印象を与えた面があったようです。また、シニアな講演者が多かったために、より若手の人とその研究課題を取り上げた方が良い、というコメントもありました。

運営について、アンケートの回答では多くの方が評価してくださっていますが、参加者の数に比べてアンケートの回答数が少ないことに注意すべきというコメントがありました。参加者の興味の範囲に比べ、原子分子データ応用フォーラムの活動の範囲は比較的限られているので、合同研究会は、より多くの方のご意見を伺い、丁寧に企画していく必要があるように思われます。なお今回は、前回に比べて講演数がやや少なく、プログラムに余裕があったので、討論は比較的よく行えたという印象だったようです。

質問項目コメント
興味を持った講演MCDF/COWAN等の理論関連研究はどうなっていますか。
特別セッション研究会の幅を広げて参加者を増やすために他分野の人や出来るだけ若い人を呼んだ方が良いと思います。
特別セッションもう少し質疑の時間が欲しいですね。
その他今年は学生さんの発表が少なく、若い方の参加しやすい雰囲気が大切かと。
その他12月はいろいろ忙しく、初日しか参加できず残念でした。可能であれば別の日というのもご検討いただければ幸いです。

問い合わせ先 原子分子データ応用フォーラム 佐々木明 sasaki at am-data-forum.com